ヒップホップユニットGAGLEのメンバーであり、仙台を拠点に活動するDJ/トラックメイカーMitsu the Beats。その彼によるビートインストゥルメンタルシリーズの第4弾がリリース。
本作の幕開けを飾るのは、ブラックコズミックファンクムードの「sweep 」。この1曲から聴き取ることができる、エレクトリックファンク、ヒップホップ、ダブの独創的なハイブリッドに、のっけから釘付けにさせられる。そして続く2曲目「grit」では、耳を奪うドラムブレイク、ジャズ的な鍵盤のダブワイズな響き、極太のベースラインがあらわれ、リスナーの鼓膜と身体を立体的に揺らしていく。 さらには、Weather Reportを引き寄せたかのようなシンセサイザーの揺らぎが心地よいフュージョンコズミックな「beaming 」。南米的な哀愁を携えた心地よいエレクトリックピアノがエフェクティブなビートに踊る「pax」。フリーフォームなダンスジャズアンサンブルが繰り広げられる「bop」。ベリンバウとダブ/エレクトロの奇妙な融合が展開される「frantic 」など、強烈な存在感を放つ楽曲たちが、DJミックスのようなグルーヴ感とムード/ストーリーで紡がれていく。
ジャズをはじめとするブラックルーツミュージックからのインスピレーション、そしてダブをも呑み込みヒップホップを軸にビートサイエンス。さらなる進化と深化を魅せつけるMitsu the Beatsの魅惑の音楽世界がここに集約。
[トラックリスト]
01. sweep
02. grit
03. fluid
04. beaming
05. pax
06. bop
07. park walk
08. frantic
09. skippin’
10. lost in oblivion
11. decrescent
12. downfall
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